The Path 日本語版 ( PC )

Rating:6 / 10

 

 分かったからもうゲーマーは視野に入れるな。その辺は AAA タイトルに任せておけ。

 

 考察は「The Path 考察」とでもぐぐればそれなりに考察している所が出てくるので置く。そもそも私は深い考察などやっていないし興味もない。問題は The Graveyard で見せた「何だこりゃ」とプレイヤーに言わせる部分が希薄になっているという点にある。アレだ、アレ。デモ音源で「うわなにこれバカなの面白い」と思ってフルアルバム買ったら見事に面白い部分が無くなっていてつまんねー現象とか。もう少し分かりやすく言うとインディーズからメジャーに移った途端につまらなくなったとか。

 

 プレイヤーの操作する少女がどういう存在で、どうなったか、という部分は簡単に想像がつく。考察しているサイトも、具体的に何があったかを考察しているようである。である以上、本作は操作性の悪い探索ゲームと化している。探索ゲームなら Skyrim の方が上だ。

 

 もっとも次作 Vanitas では再度ゲーマーを置いてきぼりにする作風を持ち出しているので、これでこのメーカーは終わったと結論するのは少々早い。そう言えば Steam でもう1作出していた。それもチェックしなきゃならん。

 

 このソフトウェアにおいて最も「何だそれオマエ莫迦か」と思ったのは、これを日本語化して発売したズーである。そのフロンティア・スピリッツに敬意を表して日本語版を購入した。嘘。ぼく英語わかりませんでしたます。