弐寺地獄変

 都内でプレイした筐体はボタンが一つ壊れていて、反応が悪かったのよ。クソメンテよ。だから5級で落ちたのよ、キーキーキー!

 

 自分への言い訳は精神の平安のために有効なので積極的に活用するべきである。ただし外部へ漏らすとウザい。

 

 とにかくまともにボタンが押せないのであるが、ではどうして押せないかと言うと、「このノーツが降りてきたらこの指を動かす」というひも付けが脳内で完成されていないからである。したがって、まずは「ノーツ対指」の神経を繋げる必要がある。ゲーセンでこれをやっていたら年が明ける上に破産する。家で練習することが望ましい。専用コントローラーはお値段2万からとかアホみたいに高いので却下する。

 である以上、キーボードと BMS の組み合わせが最適なのである。固定運指を用いるからには、ノーツに指が反応すればよい。よく映画で自動車の練習をする奴がブレーキを踏まずにカマを掘って助手席の奴に「なんでブレーキ踏まないんだ!」と怒られるシーンを見るが、ブレーキを踏める奴にブレーキを踏めない奴の気持ちなど分かってたまるか。変なクセがつくと豪語する奴はボタンがまともに押せない子の気持ちが分からない長髪ヒゲ野郎。またはスキンヘッドで顎髭が胸まである奴。なんか写真とかで無意味にガンつけてきてる、あの手合い。決定。

 

 改めてキーボードの配列を見直す。ZSXDCFV の何がいけないかと言うと、押すべきキーの間隔が狭いのではないか。これをアーケードのコントローラーのような指の形にできればよいのではないか。そこでキーコンフィグを ZECTBUM に変更してみた。後はひたすら低難易度で練習する。ただし BMS の低難易度譜面はアーケード版ではありえないパターンのノーツが降ってくる詐称曲が満載である。BMS のイベント BOF2012 に参加した楽曲を引っ張ってきて上から順番に試してみたところ、ちょうど C のあたりで入門者向けに適切な譜面を書いてくれている作成者を見つけた。サイト上に BMS が公開されているのでリンクを張る。

 

Clock_xelloX

 

 多少は慣れたと思ったところでゲーセンへ行って5級を受けたらギリギリで合格できたよ。