動物保護団体の傾向と対策

 私がどこぞの動物保護NPOにボランティアで潜り込んでいることは Twitter でゲロった。魑魅魍魎の吹き溜まりであるこの業界の傾向を以下に述べる。

 

1.動物愛護している自分が大好き

 いわゆる「ノイズが好きな自分が好き」タイプで、発言の大半は「許せません」と「愛護しない人間は死ね」で埋まる。本気で保護する気はない自己陶酔タイプなので無視してよい。が、最もでかい声でがなり立てるのでいちいち耳に入ってくる。ご苦労な話である。

 

2.動物を保護するが人間は保護しない

 例えば捨て猫問題などを喋らせると「猫を捨てる = 絶対悪」という単純な二元論以下のアタマしか持てない。捨て猫問題ひとつ取っても、悩みに悩んだ末に罪悪感に苛まれて捨てる人間と、何も考えずに捨てる人間とでは対応する手段が違ってくる、という事を全部すっ飛ばして「捨て猫は50万円以下の罰金です!!!」とやる。ご苦労な話である。

 

 いずれの場合も人間と動物の関わりである問題において人間側への視点が欠落している現象を確認できる。まさに動物の代弁者気取りである。残念だが君等は人間だ。まったくご苦労な話である。

 

 ‥‥と、ここまで書くと動物保護団体というのはやはりゴミクソカスの集団という事になってしまうが、保護された動物の世話を100頭単位で毎日のようにしている糞尿まみれの現場の人間、寄付よこせ寄付よこせ寄付よこせの寄付乞食の保護団体に寄付をする人、障害を持っている動物をあえて引き取って世話する人などはおそらく動物保護を名乗る資格があり、そういう人間は外周に多いので、一概に動物保護団体はゴミとは言えない。

 

 ただし寄付については慎重に。非営利団体が金欠にあえいでいるのは事実のようだが、内部努力の怠慢によりあなたの寄付がゴミ箱に叩き込まれたも同然、というモノの買い方をしている所もある。この辺りは公開される収支報告書だけではなかなか見えにくいらしい。