Viscera Cleanup Detail 装備品

※この記事は V0.39 に準拠している。今後のアップデートによる仕様変更で役に立たなくなる可能性がある。

スクリーンショットを大量に使用しているため重い。

 

更新記録:

2015/01/05

レーザー銃の弾痕にスクリーンショットを追加。

弾痕か否かをレーザー銃で判別する方法を追加。

 

2015/01/07

汚物探知機の仕様を訂正。

レーザー銃の項目に、スタックした物体の処理に関する記述を追記。

 

 

 

モップ

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This is モップ。

 ショートカットキーは1。

 マウス1ボタンで「拭く」

 マウス2ボタンで「殴る」

 モップが清掃員の必需品なのは2100年代になっても変わらない。ただし、テクノロジーの進化と共にモップもまた進化した。貴方が持っているモップは、あらゆる汚染物質を一拭きでキレイキレイにできるスグレモノである。販売会社によると、想定されるあらゆる状況下において、このモップはたった1回ゴシとやるだけで完璧な除染が可能である(貴方が働く環境が、はたして販売会社の想定する環境であるか、という点を忘れてはならない)。この時代において、モップで何かをこする「ゴシゴシ」という擬音は、もはや死語なのである。たぶん。

 

・拭く動作の使い方

 壁・床・天井その他あらゆる場所に付着した体液その他の汚れを除去する。汚れによっては同じ場所を何回か擦る必要がある。汚れを拭き取ったモップは徐々に汚れていき、限界まで汚れた場合、拭くことによって逆に汚れが対象に付着する。モップの汚れ具合はグラフィックから判断できる。柄の部分が汚れ、ヘッドからなんらかの汁がしたたる。

 

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このモップは赤い体液で汚れている。

 

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このモップは黄色い体液で汚れている。

 

 汚れたモップの洗浄はバケツの項目を参照されたい。書けたら後で書く。

 モップで拭くという行為は物理法則を伴うことを留意するべきである。前方に突き出されたモップの先にご遺体(またはその一部分)があった場合、物理法則により物体は移動し、地面には新たな体液が付着する。

 

・殴る動作の使い方

 V0.39 現在、モップで殴る行為はあまり意味を成さない。ご遺体は持ち上げるだけでバラバラになるし、モップで殴っても分解できないからである。ただし、以下の超常現象が起きた場合、ほとんど唯一の解決策が「殴る」であることは覚えておくこと。

イ:物体が壁や床にめり込むなどしてスタックした場合、モップで殴りまくって強引にはじき出すことができる。

ロ:上の方にある物体をモップで殴って叩き落とす。

ハ:昇降機の下部操作パネルを壁に密着させた状態で、かつ昇降機のアームが延びている場合、昇降機の操作ができなくなり、詰む。この場合、ジャンプしながら昇降機を殴り倒すことができれば問題は解決する。(追記:手近な箱をぶつけた方が、より効果的な物理法則をもたらす結果も確認されている)

 

 手

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This is 手。

 ショートカットキーは2。

 物体がハイライトされている状態で、マウス1ボタンで持ち上げる。

 -持ち上げた状態で、マウス1ボタンで「地面に対して平行に持ち直す」。

 -持ち上げた状態で、マウス2ボタンで「その場に置く」。

 また、パネル等のオブジェクトをアクティブにするのも手を使う。

 

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 ハイライトされている例。画面中央(右側)のバケツの縁が点滅している。

 

 手が人類に与えた恩恵は、今さら言うまでもないであろう。人類とはすなわち手である。手は偉大である。よって手は神である。

 

 このゲームでは「地面に対して平行に持ち直す」という珍しい動作が存在する。これを使う局面は多岐にわたり、例えば持ち上げたご遺体を持ち直すことでゴミ箱に入れやすくなったり、傾いたバケツを持ち直すことで水がこぼれる事を防いだりできる。転倒しているドラム缶を立てるのもこれだ。要するに、持ち上げた物体の角度をより適切な角度にしたい時は持ち直せばいい。ところで手は神であることを前述により証明したわけだが、神とは試練を与えるものであるから、持ち直したことでより厄介な角度になってしまうことも往々にして起こり得る。試練として受け入れよ。

 

汚物探知機

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This is 汚物探知機

 ショートカットキーは3。

 マウス1ボタンで有機物検知モードに入る。

 マウス2ボタンで無機物検知モードに入る。

 電源が切れた? マウスのボタンを適当に連打すりゃまた入るよ。

 

 この未来技術の結晶は、事前にインプットされた燃やすべき物体を認識し、近くにそれが存在すると反応して教えてくれるというスグレモノである。事前のインプットは支給された時点で完了しているから、貴方がやるべき操作は以下の通り――電源を入れる、検出する、処理する。以上である!

 実際に使用した際のユーザーレビューとしては、近くに何かある所までは分かるが、どこにあるかを教えてくれず、またどの程度の反応まで許容してくれるかもいまいち明確でないため使いにくい。★★☆☆☆。

 そもそもパーフェクトプレイを狙わないのであれば、一通りざっと見て作業完了したと思えばその時点で撤収しちまっていいんだよ、プロじゃあるまいし。

 

2015/01/07追記:

 有機物とは体液(汚れ)やご遺体の類いである。

 無機物とは薬莢や空き缶・紙屑の類いである。

 壁の汚れ / 落ちている固体、の使い分けではない点に注意。

 特註。「このコンパイラにはバグがある」(この探知機にはバグがある / 早期アクセスなので かべのなかにいる!)と言い訳する前に周囲をよく見よ。可能であるなら光源を持ち歩け。

 

Arc Welder

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This is レーザー銃。

 

 この装備は今までのものとは異なり、初期装備にはなく、イベントリとして持ち歩く事もできない。マップのどこかに転がっているものを探して使用する、現地調達備品である。

 この銃は手で持ち上げることによって装備することができる。装備を外したい場合は、モップや汚物探知機などに持ち替える。するとその場に投げ捨てて装備から外される。

 レーザー銃の役目は複数存在する。中でも最も有意義な使い方は、弾痕を消すことである。

 

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This is 弾痕。

 

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 This is これも弾痕。

 

 レーザー光線を弾痕に一定時間照射することで、弾痕を綺麗さっぱり消すことができる。照準がついていないため、まずはチョイ出しして着弾地点を把握し、そこから修正して弾痕に直接当たるようにする、着弾観測射撃が有効である。どこの艦これだよオマエ。照射に必要な時間は1秒弱から数秒まで、エリアによって異なる。照射しすぎると周囲が燃えてススが付着する。このススは汚れとして扱われる。したがって弾痕の消去には、まず必要な照射時間を確かめなければならない。少しずつ照射する時間を増やして、弾痕が消えるタイミングを把握するのである。一度把握してしまえば、そのステージの弾痕はほぼ同じ時間の照射で消去できるはずである。

 貴方が弾痕かも知れないと思った模様が実際に弾痕かを確認する方法は、実際にレーザー銃を一瞬だけ撃ち込んでみればよい。弾痕だった場合は弾痕に炎が残る。弾痕でない場合は炎が残らない。この主砲は着弾観測射撃にも有効である。すなわちレーザー銃の照準が正しく弾痕に向けられている場合、一瞬の照射で弾痕に炎が残る。その照準のままレーザーを照射すれば良いことになる。

 

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このような炎が残る。

 

 次の使い方は、大きい物体を燃やしてバラバラにする方法である。例えばゴミ箱に入らない / 入ったとしても大きくてかさばるものにレーザーを照射し、より小さい形にする。これを繰り返すことで、焼却炉へ運ぶことなく物体を現世から消去することすら可能である。ただし、この方法はあまりお勧めできない。前述の通り、弾痕以外の場所に長時間の照射を行うとススが生じるし、このレーザー銃の使用でも弾痕が生じるからである。また、レーザー照射を受けた物体には物理法則が適用される事も忘れてはならない。つまり狙いを定めにくい。焼却炉から離れた遠方の物体を消滅させることができるので、タイムアタックの際には有効に活用できるかも知れない。しかし著者はタイムアタックを行っていないので、その有用性は不明である。

 

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このご遺体を、今からレーザー銃で焼却しようと思います。

 

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焼却しました。ススで真っ黒です。

 

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汚れの除去にはバケツ約2つを要しました、また、無数の弾痕の消去も必要となります。このように、ご遺体をレーザー銃で焼き払う行為については、人道上のデメリットをしっかりと認識しておくべきです。

 

2015/01/07追記:

 特にユーザー制作マップに関して、物体が壁などにめり込んでスタックし、モップで殴ってもはじき出せない現象が確認されている。この場合、最終手段としてレーザー銃で焼き払う事も、選択肢として存在する。

 

シャベル

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This is シャベル。

 

 ショートカットキーは4。

 マウス1ボタンで砂をすくう(足下に砂がある場合のみ)。

 -その状態からマウス1ボタンで砂を足下に落とす。

 -その状態からマウス2ボタンで砂を放り投げる。

 砂をすくっていない状態からマウス2ボタンで殴る。

 

 シャベルもまた、現地調達品のひとつである。よって、装備するには落ちているシャベルを見つける必要がある。ただしレーザー銃と違い、シャベルは拾うとイベントリに登録され、ショートカットキー4で装備することができる。

 シャベルが登場するのは、確認した範囲では一部のステージ(公式マップでは Unearthly Excavation)のみである。シャベルを使うことで、貴方は地面に露出した、何か口みたいなでかい穴を埋めることができる。

 

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シャベルを装備している様子。

 

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砂をすくっている状態。

 

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これを砂で埋めます。

 

 でかい穴に接近してシャベルの砂を落とすと、穴の中に少しずつ砂が溜まっていく。この穴に落下すると死亡扱いとなりスタート地点に復活するのだが(このゲームにおける数少ない死亡要素である)、完全に穴を塞いでしまえば、もう上に立っても大丈夫! 現時点における効率的な穴埋め方法は、適切な場所に立って砂をすくい、穴の方を向いてマウス2ボタンで砂を投げ入れる、というやり方が早い。もっと効率のいい方法があるかも知れない。

 

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砂を投げ入れることで、徐々に穴を塞ぐことができる。

 

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穴埋めが完了した様子。臭い物には蓋をしろ。

 

 それでは、気力があれば、また次回。