Viscera Cleanup Detail 現地の設備

※ V0.39 における記事なので、今後のアップデートによる仕様変更で役に立たなくなる可能性がある。

 

スクリーンショットを大量に使用しているため重い。

 

更新記録

2015/01/05:

ゴミ箱に関する記述を追加

2015/01/17:

タッチパネル、昇降機に関する記述を追加

 

 焼却炉

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This is 焼却炉。

 

 この未来式ポータブル焼却炉は、中に入れたありとあらゆる固体・液体を数秒から数十秒で完全に焼却する。有毒ガスの発生もなく、燃えカスすら残らない。まさに夢の焼却炉と言えよう。

 焼却炉は両面に蓋があり、どちらからでもアクセスすることができる。

 焼却炉の中でこぼれたバケツの液体は、床を汚さない。

 作業撤収の前には、蓋を必ず閉めること。

 焼却炉に入ったかどうかを判断するには、効果音を聞くことが一番である。一部がはみ出ていても焼却フラグが立つことは確認している。例えば大きなエイリアンのご遺体であるとか、死体袋であるとか、四角い鉄板であるとかの類いは、一部がはみ出ていても規定の時間が経過すれば消滅する。はみ出ているのが許せない向きは、蓋を閉めるといい。強力な物理法則が生じ、むりやり中に押し込む力が働くからである。

 

バケツ

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This is バケツ。

 

 バケツは汚れたモップから汚染物質を除去する役目を持つ。モップの汚れを除去するには、バケツに対して「拭く」行為を行えばよい。モップの汚れ具合を問わず、1回の拭く動作でモップの洗浄は完了する。モップの汚れが改善しない場合、2つの可能性が考えられる。まずは拭く動作の照準を間違えてバケツの側面を拭いていないか。次にバケツの水が限界まで汚れていないか。

 床の汚れはモップに移るの法則はバケツにも適用される。すなわち、モップの洗浄を繰り返していくとバケツは汚れる。完全に汚れたバケツはモップ洗浄効果を失い、モップを突っ込んでも汚れたヘッドが出来上がるだけである。汚れきったバケツはもはや用済みであるから、焼却炉に投げ入れて燃やす(焼却炉の項目であらゆる固体・液体、と書いたのを覚えておられるだろうか? つまり焼却炉はバケツの水すら燃やす!)。バケツの汚れ具合は、中にある液体の色から判断する他、バケツそのものに汚れが付着しているか否かで判断することができる。上のスクリーンショットでは、右が汚れたバケツ、左がきれいなバケツである。

 バケツはマップ内に1個所以上(大抵は1個所)存在するバケツ製造機から、無限に入手することができる。

 

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This is バケツ製造機。

 

 バケツ製造機も焼却炉と同様、前後の両面からアクセスが可能である。

 なお、物理の世界にブラックホール特異点があるように、バケツ製造機も完璧ではない。内部のメカニズムは不明ながら、極めてまれな現象として、バケツ以外のものが出現する可能性は否定できないとされている(バケツ以外のものがやたらと出てくる? それは君の運が悪いんだよ、ハッハッハ!)。

 バケツは物理法則を強力に受けることに留意されたい。バケツは転倒する機会を常にうかがっており、その隙を見逃さない。物の陰に隠れたバケツや進路上にあるバケツには特に注意したい。もしも転倒したバケツの中にある液体が一定の基準以上に汚れていた場合、それは中の汚染物質をぶちまけることであり、新たな汚れとなる。バケツの転倒は、走っている時にバケツの上を通過するなどのケースで良く見られる。何かを手に持っている時もバケツの存在を意識するべきである。手に持っている物体は強力に物理法則に作用し、たやすくバケツを転倒させ、中の汚染物質をぶちまけ、新たな汚れとなる。

 

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バケツを転倒させた様子。

 

 バケツは3つ重ねて運搬できる方法が確立されている。これは中に液体が入っている / いないに関わらず、また、汚染されているか / いないかに関わらず可能なテクニックである。仕事効率化のために活用したい。しかし3段重ねは一番上が不安定で油断すると物理法則によりひっくり返る可能性があるため、著者は2段重ねを採用している。これなら走ってもひっくり返る可能性は極めて低い。

 

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早期アクセスの段階で定石と化したバケツ運搬方法。

 

 最後のバケツの活用方法は、ゴミ箱製造機が見つかるまでの繋ぎとして、小さいゴミ箱として使う事である。この場合、中身に液体が入っているか否かは関係ないようだ。主に薬莢や小さな臓物などをバケツに入れることで、序盤の作業効率化が見込める。

 

バスケット

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This is ゴミ箱。

 

 Bucket と Basket で絶対引っかけてるだろオマエ。

 バイオハザード指定汚物入れであるところのゴミ箱は、薬莢からご遺体に至るまでのほぼ全ての汚物を入れて運搬することができる。これにより焼却炉との往復回数が減り、作業の効率化が見込める。箱にはバイオハザードの表記がされているが、そもそも現場そのものがバイオハザード状態であるから、細かい分別は不要である。入れても良いものは燃やすべきもの、入れて良くないものは燃やしてはならないもの、分別は以上を把握していればいい。

 このゴミ箱ひとつに、容積レベル的に見ると、地球人型人類のご遺体ほぼ1つ分を詰め込むことができる。

 ゴミ箱にゴミを入れる際、留意するべきなのは、ゴミ箱の中にもある程度の物理法則が生じる事である。効率化を重視するのであれば、入れる順番や角度を考慮しなければならない。

 ゴミ箱には容量限界の他に重量限界が存在するかも知れない。限界重量を越えた場合、ゴミ箱内部の物理法則が破綻し、ゴミ箱を持ち上げた際に強制的にゴミが溢れる現象が確認されている。

 ゴミ箱はゴミ箱製造機から無限に入手することができる。

 

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This is ゴミ箱製造機。

 

 ゴミ箱製造機も焼却炉と同様、前後の両面からアクセスが可能である。

 なお、物理の世界にブラックホール特異点があるように、ゴミ箱製造機も完璧ではない。内部のメカニズムは不明ながら、極めてまれな現象として、ゴミ箱以外のものが出現する可能性は否定できないとされている(ゴミ箱以外のものがやたらと出てくる? それは君の運が悪いんだよ、ハッハッハ!!)。

 中身の入っていないゴミ箱は2つ重ねて運搬できることが確認されている。ただしバケツと違って物理法則的に不安定であるため、運搬の際には走らず歩くことが望ましい。

 

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このように重ねることで2つ同時に持ち歩くことができる。

 

 ゴミを満載したゴミ箱を持ち歩く際は、物理法則のはたらきを考慮するべきである。原則として、走る時は歩く時よりも強い物理法則が働く。つまりゴミでいっぱいのゴミ箱を持ち歩く時は歩いた方が中身を落とすリスクが低い。

 ゴミ箱に限界までゴミを詰め込みたい場合、一度持ち上げてから上下左右に軽く動かして「揺さぶる」方法が有効である。これによりゴミ箱内部のゴミに物理法則が生じ、中途半端に引っかかっていたゴミがゴミ箱の底へ落ちる。つまり、より多くのゴミを入れることができるようになる。

 ゴミ箱に中にバケツを入れて作業の効率化を図ろうと考える向きに警告する。著者が検証したところ、ゴミ箱にバケツが引っかかり、入れることはできても出すことができなくなる現象が確認されている。

 

ベンダー

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This is 製作所。

 

 バケツ、ゴミ箱以外に必要な物資はここで制作する。制作費は無料である。制作点数もおそらく無限だと思われる。

 開発に未来の日立某が関わっているかは不明。

 何を開発できるかは、マップによって異なる。詳細は復旧すべき項目のエントリで述べようと思うが、使用済みファストエイドの部品や光源などはここで入手する。

 無料で提供されるコンテンツに広告はつきものである。この製作所においても、まれに企業製品の広告が挿入される場合がある。忌々しいことこの上ないが、無料サービスの宿命と思って受け入れるしかない。なお、有料サービスの契約については、単なるワーカーである君に決定権はない。上司のサインをもらいたまえ。

 

コンソールパネル

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This is 操作盤。

 主にドアの開閉に利用する。また、製作所(ベンダー)や昇降機の操作もコンソールパネルが用いられている。この時代のコンソールは手袋ごしにも反応する未来タッチパネルが標準であり、現在の標準的なタッチパネルのように手袋を外す煩わしさから解放されている。
 コンソールをゲーム的に見ると、コンソールパネルとして一つのオブジェクトではない点に注意が必要である。手を装備してコンソールパネルの方を向くと、視点の動きに合わせて、画面(コンソールパネルではない。貴方が見ているゲーム画面だ)のだいたい中央部分にカーソルが出現するはずである。このカーソルをパネル内のアイコンに重ね、マウス1ボタンでタップした事になる。

 

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エレベーターの制御を行うパネル。画面の中央にカーソルが表示されている。

 

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ベンダーも、本体に設置されているコンソールパネルを操作してアイテムを吐かせる。

 大半のドア開閉コンソールパネルは、最初からロックされていないか、あるいはロックされっぱなしである。中にはパスコードの入力が必要なドアも存在する。パスコード入力式のドアロックを解除する方法は2つある。1つ目はなんらかの方法でパスコードを入手する方法である。そのステージのメモ・PDA・壁の血文字、などにパスコードが記載されているので、それを探す。2つ目は総当たりで強引に解除する方法である。パスコード入力コンソールは、正しいパスコードが入力されると一瞬光るという特徴を持つ。例えばパスコード1234のドアロックを強引に解除する場合、まず1を入力するとパネルが一瞬光る。次に1を入力すると光らないので、パネルの「<」キーで1文字削除し、2を入力する。光る。3ケタ目も同じく、総当たりで入力していくと当たりの番号で光る。パスコード最後の文字(必ずしも4ケタとは限らない)だけは←キーが使えないので、今まで探した当たり番号を入力していき、最後の1文字を総当たりで探さなければならない。

 

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パスコード入力が必要なドア。

 

昇降機

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This is 昇降機。

 ジャンプでは届かない高い位置へアクセスするには、現地に落ちている昇降機を使う。この昇降機は最新式の投影タッチパネルを搭載しており、足場と本体の両方から操作が可能である。

 

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足場側の投影式タッチパネル

 

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本体側のタッチパネル

 

 アームが完全に格納された状態だと、ジャンプで上に乗ることができる。そこから足場側のパネルを操作して上下することが、想定される主な用途である。息の合ったマルチプレイでは、プレイヤーの他にモノを乗せてどうこうすることも視野に入るであろう。

 昇降機は十分な動作確認と点検を経て出荷されており、初期不良率はメーカー基準を満たしている。しかし、出荷後の取り扱い方によっては故障する場合もある(貴方の仕事内容を考えていただきたい。なんらかの戦闘の後始末をするのが貴方の仕事である。よって昇降機も戦闘によりなんらかのダメージを受けている可能性がある!)。
 昇降機のエラーメッセージは以下の3つが確認されている。

 

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JAMMED
 昇降機のアーム動作が停止する。もう一度タッチパネルによる操作を行うことで再稼働することができる。

 

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ERROR
 主に上昇中に起こることが確認されている。昇降機のアームの動きが一瞬止まり、次の瞬間に勢いよく上昇する。上に乗っていたものは空中へ放り出される。

 

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OBSRTUCTED
 アームが上限まで延びきる前に、なんらかの障害物に引っかかった場合はこの表示となる。壁際などで使うとよく表示される。天井にぶつかっても表示される。

 昇降機は横転すると速やかに延びているアームを格納する(タッチパネルで操作するよりも速い)。この性質は、タイムアタックにおいて特に有用であると思われる。意図的に横転される場合、モップで殴って倒すか、近くにある箱または缶を持ち上げて昇降機と接触させた状態で押し倒す。後者の方が簡単である。